何度も茶畑に足を運ぶ栽培と
長い時間をかけて蓄積した製茶技術
毎年同じ日が来ないように、毎年同じ栽培をしているだけではお茶の木は繊細なもので、思うように栽培するのは難しい植物です。わたしたちは長年お茶と向き合ってきたからこそ細やかな変化を見極め、お茶の木の状態をしっかり把握し、勘や経験のみに頼るのではなく、科学のチカラや最先端の技術、ITを利用して最適な状況を作ることを可能にしています。
茶畑と森に囲まれた
小さな紅茶工場
かつては小学校だった小さな木造の校舎の教室に製茶機械を導入し、小さな紅茶工場へとリニューアルしました。品種ごとに作り分けたシングルオリジンの和紅茶を中心に、製茶加工を行い活動しています。校舎の中は廃校になった当時のままの面影を残しており、タイムスリップしたかのようなノスタルジックな工場になっています。この場所から南山城紅茶は世界に発信する紅茶を製造しています。
五感で楽しめる紅茶を
まずは視覚、嗅覚、味覚まで
和紅茶の楽しみ方は味や香りだけでなく、視覚からも楽しめるように形状にも細心の注意を払いながら製造しています。お湯を注いだあと、ゆっくりと茶葉が開いていくのを眺めているだけで、美しい姿を見せてくれます。立ち上る湯気からの香り、口に含んだ際に広がる香味と余韻までじっくりとお茶の時間を楽しめる紅茶に仕上がっています。